第7回東北屈折矯正研究会

【 更新日:2013/03/27 】

小野寺 毅・小笠原 孝祐
混合乱視に対するLASIKの治療成績

LASIKによる混合乱視、単性近視性強度乱視の矯正において、近視性乱視成分のみの照射では最終的術後屈折は遠視に至る。今回、混合乱視、単性近視性強度乱視症例に対し、遠視性分の矯正を併用したLASIKを施行したのでその成績について報告する。

対 象
年齢41、22、29、39歳のそれぞれ術前視力0.3(1.2×+0.25D=cyl-3.00DA170°)、0.1(0.9×+3.00D=cyl-7.50DA15°)、0.7(2.0×+1.00D=cyl-3.00DA180°)の混合乱視3例3眼、0.3(1.2×-0.75D=cyl-4.25DA10°)の近視性乱視1例1眼。

方 法
1眼は9.0mm、3眼は9.5mmの吸引リングでフラップを作成し、レーザー照射は2段階または2分割照射で、始めに遠視成分を、次いで近視成分を矯正するLASIKを行った。

結 果
最終的観察時の視力は、それぞれ1.2(1.5×cyl+0.50DA70°)、1.5(n.c.)、1.2(1.5×+0.75D=cyl-1.50DA170°)、1.5(2.0×+0.25D=cyl-0.50DA10°)と良好で、術後のドライアイ以外には、術中、術後の合併症は認めなかった。

結 論
混合乱視、単性近視性強度乱視症例に対する遠視成分の矯正を併用したLASIKは、有効で安全な屈折矯正手術手技の一つであると考えられた。

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