第20回東北屈折矯正研究会抄録

【 更新日:2022/09/12 】

第20回東北屈折矯正研究会抄録

翼状片術後の屈折変化

小野寺 毅、小笠原 孝祐

翼状片は進行とともに角膜の扁平化や乱視の増加などの屈折変化を起こすことが知られている。今回、角膜形状解析装置(CASIA 2)にて翼状片術後の屈折変化を検討したので報告する。症例は、翼状片切除、遊離結膜弁移植を行い、再発無く、術前後にCASIA 2にて測定できた24例28眼である。術前術後でそれぞれ、視力裸眼0.47、0.39(p=0.97)と差はなかったが、矯正0.77、0.87(p=0.01)と改善した。自覚屈折値は等価球面度数+0.23D、

-0.37D(p=0.01)と有意に近視化したが、乱視量は絶対値で+1.68D、+1.37D(p=0.25)と有意でなかった。CASIAでの、術前後角膜屈折力は42.9D、44.2D(p=0.000)と有意に増加し、乱視量は5.62D、1.16D(p=0.000)と有意に改善した。ベクトル解析法での惹起乱視平均5.80D、角度84°と倒乱視方向に変化した。

一つ前のページへ戻る

TOPへ