2016年当院で外・前眼部感染症の検出菌と薬剤感受性

【 更新日:2017/04/24 】

目的:当院を受診した外・前眼部感染症症例の検出菌とその薬剤感受性について検討した。対象と方法:2016年1月~12月に外・前眼部感染症で細菌培養検査を施行した年齢0~95歳の293名で、検体を眼脂、膿、病変皮膚から採取し、細菌培養同定検査を行った。検出菌については薬剤感受性を調べ、2011年に施行した結果と比較した。結果:33菌種722株が検出され、コリネバクテリウム属183株、表皮ブドウ球菌167株、アクネ菌147株、黄色ブドウ球菌98株、インフルエンザ菌21株、肺炎球菌16株で全体の90%を占めた。薬剤感受性については、2011年と比べ表皮ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌において眼科で頻用されるキノロン系点眼への感受性の低下と使用頻度が少ないと思われるアミノグリコシド系点眼とクロラムフェニコール点眼への感受性の向上を認めた。コリネバクテリウム属とインフルエンザ菌は、2011年と同様であった。

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